喫煙と酸化の関係について

まずは、見比べてみてください

こちらの写真は色々なところで紹介され、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
これは、以前のBBCニュースで紹介された、双子の姉妹で片方が喫煙者、片方が非喫煙者であった場合の、40歳時点での見た目の比較写真です。
この写真は端的に喫煙の老化に関わる影響を表しています。
喫煙者数は年々減少しているという統計にあるように、健康との関連性は認識されているものの、若い人の喫煙者はそれほどの減少をみせていないようです。健康面はもちろんのこと、写真のように美容の面でもタバコは大きな影響を与えているのが現実です。

喫煙習慣で顔に出る特徴を紹介します。

■目じりに細かい皺が目立つ
■顔色が悪くクマが目立つ
■吹き出物が多い
■肌にハリが無い 等々

あまりうれしいものではありませんね。
喫煙の有害性を改めておさらいしたいと思います。

たばこの有害性(空気質)

たばこの三大害は「ニコチン」、「一酸化炭素」、「タール」の三種類と言われています。
●「タール」:いわゆるヤニです。
けむりの中に含まれます。発がん性物質のかたまり、肺の中をどす黒くさせ、その機能を奪います。
1日20本のたばこを吸う人は1年でコップ1杯のタールを身体に入れるとされています。
●「ニコチン」:血管にダメージを与え、悪玉コレステロールを取り込みやすくするもので、習慣性があり、体内の血管を細くし、心臓に負担をかけます。
●「一酸化炭素」:血液中で、酸素が運ばれるのを阻害したり、息切れ、スタミナ不足を起こします。そのため運動能力の低下や動脈硬化を促進します。
一酸化炭素取り込まれると細胞が酸欠状態となり、血液を通じて栄養を送ることが阻害されます。
そのため、肌の状態が悪くなり、肌荒れや乾燥などを招きます。

喫煙と活性酸素

タバコの煙そのものにも活性酸素は含まれていますが、それとともに、喫煙すると、煙に含まれる有害物質を攻撃しようと体内に活性酸素が発生します。
活性酸素は細胞を傷つけ、抗酸化物質であるビタミンCやEを消費します。結果、酸化を招き老化を促進してしまうわけです。

もちろん、喫煙にはリラックス効果などがありメリットもあるわけですが、酸化により悪影響を受けてしまうことは否定できません。
もし、老化を避けたいということであれば、喫煙習慣の見直しも一考の余地があるでしょう。

出典:BBC NEWS 2001年9月27日 
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/1566191.stm