健康で快適な暮らしをするための住環境。
当協議会では、それを満たす住宅を「健康快適住宅」と定義しています。
健康快適住宅とは、一言でいえば“住まい手が長く健康で快適に過ごすことができる住宅”です。
その内容を明確にする目的で、当協議会では住宅の専門分野はもちろんのこと生活全般から健康や病気にかかわるテーマについて、幅広く情報を集め、医療従事者・産学有識者の知見を踏まえ5区分34項目について分析検討を加えました。
そして、この項目を詳しく分析していくうち、健康で快適な暮らしに必要な住環境の条件は以下の4条件に集約されることを突き止めました。
当協議会ではその内容を体系化し「健康快適住宅基準」を制定しました。
それは、健康快適に過ごすことができる住環境の要件として、①温熱性能を高めること ②自然(適正)素材を使うこと ③空気質(抗酸化技術)を高めること そして ④健康快適住宅を指針に基づき設計すること です。
それを満たしたうえで暮らし方を適切に提案することで、住まい手は健康で快適な暮らしを実現できると考えております。
当協議会には「健康快適住宅プランナー」の認定制度と教育制度をつくりました。
そして、「健康快適住宅基準」にもとづき設計し、健康快適住宅認定会社が施工し環境測定した住宅については、申請後当協議会所定の審査を経て「健康快適住宅」として認定することとしております。
このような取り組みを経て、健康で快適な暮らしを一人でも多くの方々に実現していただきたいと切に願っております。