健康快適設計

設計は、住まい手の心身の健康に大きくかかわっている

住まいは家族が幸せに暮らす器です。
生活の質を高め、肉体だけでなく心の面でも充実した豊かな暮らしを実現するには、
設計に配慮することが重要な基本的条件です。

皆様はこの事実をご存じでしょうか

家庭中の事故は、若年層は台所での調理、高齢者は居室や階段などで歩行していた時の転落・転倒事故、ヒートショック等多岐にわたりますが、すべて合わせると、交通事故にあわれる方の4倍もの方々が家庭内事故でお亡くなりになっている現実があります。

当協議会では、健康快適住宅を実現するにあたり、「温熱環境」の確保、「自然素材」の利用に加え、第3の対策として「明確な基準」に基づく設計を必要要件としています。

敷地環境調査

現在、住宅建築時の最低限の調査項目は、3つ現地調査、法規調査、地盤調査です。健康快適住宅では、より深堀りした環境条件を調査します。

健康快適設計のために、重視している調査事項
・光の道の確認
快適な温熱環境・快適な睡眠を確保するため
・風の道の確認
体温調整機能などの自律神経の働きを活性化するため
・隣地・周辺環境の確認
視線、景観、周辺との関係によるストレスを軽減するため
・交通・道路状況の確認
安全確保、ストレス軽減のため
・地電位確認
抗酸化空間形成のため
・風水・家相

光の道(陽当たり)の確認

太陽光は人の生体リズムをつかさどる図うような環境要素です。そのため、冬の太陽光と太陽熱の取得、バイオリズムの出発点となる朝日をどのように取り入れるかは大きく影響します。逆に、夏場は日中と夕方の太陽光を遮蔽が快適性に影響します。軒の出の計算、さらにグリーンカーテンなどを用いることが重要です。

風の道(風通し)の確認

できるだけ人工的な空調のみを使用せずに快適に過ごすためには、建物内の通風が必要です。風は人間にとって脅威にもなれば、
快適をもたらしてくれる環境要素です。また、人体が環境変化に対応できるようにするためにも自然の通風を重視しています。
夏は涼風をできるだけ取り入れられる窓や間取り、逆に冬は寒風を防ぎ熱損失を少なくするための工夫が考えられます。

隣地・周辺環境の確認

法規的な問題だけでなく、隣地周辺環境を読み取り、入居後の不都合が無いようにすることも大事です。
具体的には
・視線の回避、プライバシー
・交通・道路状況
・道路のアプローチ方向
・カーポートの配置
・昼と夜の周辺環境の違い
・社会サービスに関する情報
・地盤の強さ
・防犯
・風水・家相(気になさる方もおられます)
その他、たくさんの要素を読み取り設計に活かすことが大事です。

ライフスタイルゾーニング

前述の敷地環境調査を活かし、さらにご家族の望む暮らしを考え、
敷地全体を生活の場としてとらえ、屋内と屋外のゾーニングを行います。

屋外は
・カーポート
・表庭
・内と外の緩衝空間とアウトドアライフ
・アプローチ、高低差、階段、スロープ
・裏庭・通り庭
・光と風の道
・プライバシー
・景観の活用

屋内は
・育児動線
・東リ動線
・洗濯・物干動線
・掃除動線
・外出動線
・介助、介護動線 等
これらを踏まえ、家族の望む暮らしを具体的にイメージし諸条件に照らし合わせながら全体計画を検討します。

さらに、日本の住宅は、小さな段差が多数あることで、躓いたりする事故が多く発生します。
高齢者に限らず、段差に対する配慮は、バリアフリーにとどまらず万人のためのユニバーサルデザインとして重要となります。

空間提案

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