「 健康快適住宅プランナー」とは
「 健康快適住宅プランナー」とは、
住宅と健康に関わる正しい知識を持ち、それを反映した健康快適住宅を設計できる人です。
住まい手に対しても、住まいと健康に関わる諸問題について適切なアドバイスを行う事ができます。
病気は、生活習慣そして環境が大きく関係しているのは周知の事実です。
生活習慣、特に食生活などは理解しやすいですが、住環境が大きく影響していることはあまり強く認識されていません。
住環境が健康に及ぼす影響は生活習慣以上に大きく、住まいにおけるもっとも重要なテーマであることを住宅のつくり手として認識し、住まいと健康に関し幅広く知見を得る必要があります。
健康快適住宅プランナーになるためには、その幅広い知識をオリジナルのテキストを使い効率的に学んでいただき、健康快適住宅チェックリストに基づくプラン審査を通過することが必要です。それにより、
①温熱環境
②適正素材
③健康快適設計
④空気・抗酸化環境
の諸条件に関わる阻害要因とその解決方法を適切に認識し、設計業務に反映できるようになります。
本資格は、原則として設計士資格を持った方が対象ですが、新たにプランナー補の資格をもうけ、営業やその他業務に関わる方でも受講・認定を受けることができるようにいたしました。
健康快適住宅プランナーになるメリット
①住まいと健康に関わる幅広い知恵を得られる
本講座を受講して「健康快適住宅プランナー」の資格を取得することにより、最高レベルの健康快適住宅に関する知識を習得することができます。
②健康快適住宅チェックリストに基づき設計に反映することができる
本講座を受講して「健康快適住宅プランナー」の資格を取得することにより、健康快適住宅を実現出来る技術を習得出来ます。
また、その内容を実務に使用できます。
③資格保有者であることがアピールにつながる
第三者である(一社)住環境改善推進協議会が公式に認定する資格です。
認定証・カードを提供いたします。資格を保有していることを名刺や直接第三者にお伝えいただくことも可能です。
④お客様の健康に貢献できる
お施主様が健康快適住宅に住むことにより元気になるので、人の健康に貢献ででき、“やりがい”を感じて喜びに通じていく、これが最大のメリットとなります。
その結果、紹介・特命受注が増えることになります。
健康快適住宅プランナーの資格認定制度について、詳細は「健康快適住宅プランナー」認定制度のページをご覧ください。
健康快適住宅プランナーQ&A
Q1.健康快適住宅プランナー(補)とは何ですか?
1)健康快適住宅プランナー
当協議会が制定した「健康快適住宅基準」に基づき、住むと健康快適で元気になる住宅を設計し、施工できるスぺシャリストの資格です。
2)健康快適住宅プランナー補
建築士資格を持たないため、申請業務等は出来ませんが、健康快適住宅プランナーの補佐的業務を担当する資格です。本資格取得後、建築士資格を取得し、当協議会へ申請することにより「健康快適住宅プランナー」資格に昇格できます。営業職、建築士資格を持たない方向け資格です。
Q2.この制度はいつできたのですか?
2018年4月です。同年8月に健康快適住宅プランナー補を追加しました。
Q3.健康快適住宅プランナー(補)になるにはどうすれば良いですか?
当協議会が主催する「健康快適住宅プランナー養成講座」を受講して認定されることが必要です。
Q4.受講資格に要件はありますか?
1)健康快適住宅プランナー
・建築士(1級、2級、木造)資格が必要です。
2)健康快適住宅プランナー補
・建築士資格は不要です。
・外皮平均熱貫流率(UA値)及びZEH計算ができること。
Q5.講座の実施要領を教えてください。
・本講座は2日間の座学と1か月後の課題提出から成立っています。
※詳しくは「健康快適住宅プランナー(設計士)」制度要綱を参照してください。
・同一企業内に5名以上の受講者がいる場合、出張講座もあります。
※詳しくは「健康快適住宅プランナー養成出張講座」要綱を参照してください。
Q6.講座のカリキュラムについて
健康快適住宅プランナー講座タイムスケジュールを参照してください。
Q7.講座受講費用を教えてください。
45,000円(税抜き)/人
※含まれるもの:教材、課題審査、認定証発行、3年間の登録費、他
Q8.資格認定は何年ですか?
資格認定は生涯有効ですが、3年毎の更新が必要です。
Q9.資格認定証の有効期限が来たらどうすれば良いですか?
当協議会が主催する定期講習を受講し、有効期間の更新が必要です。
更新された有効期間は3年間です。以降も同様です。